2023/10/18 10:58

毎日、お香をたきます。
義父の写真に手を合わせるというのも、もちろんあるのですが、編み物をする時も、気持ちを切り替えるときも。
気持ちが落ち着く匂いが確かにあって、それはやっぱり小さいときの記憶によるものだなと、最近特に感じます。
日日是好日、という本を読んだからかな。
(何だかいろいろ思い出したり、府に落ちたりで、じわじわしました😌)
覚えている最初の記憶は、幼稚園ころなのだと思うのですが、鮮明に思い出せるのが、ひとつはお茶の記憶。毎週、母や叔母のお稽古についていって、お点前ちょうだいしていたこと。細かい所作は覚えてなくても、あの独特の雰囲気や匂いがこびりついて、私の一部になっていったこと。
もうひとつ、印象的なのが、幼稚園にはなれみたいなとこにあった、教会。めったに入れてもらえない場所。子供ながらに神聖な何か特別な場所なのだろうなと感じていた、少し怖くて魅力的なところ。
このふたつは、今でもわたしに寄り添っていて、編み物にも影響してると思うのです。
相反するようなふたつの風景なのに、不思議と混ざり合うんです。これっ!て、くくれないものが好きなのかもしれません。この、『くくれない』ってことが、自分なのかもって。いろんな好きを混ぜ合わせて、編んでいる気がします。
エスニックなものも好きだし、民芸もしっくりくる気もするし、パリジェンヌ(これは少し自分の見た目とは遠いけど笑)にもあこがれるし。
私の編んだものも、いろんな雰囲気、年齢の方に使ってもらえたら嬉しいなぁと思うのです。いろんなふうに。好きなように。
ショールにしても、膝掛けにして家で使ってもいいし。ほんとに寒いときは頭からかぶっても!
楽しく使っていただけたら幸いです!
ちなみに、お気に入りのお香立て。
義父の代から夫まで、懇意にしていただいてる彫刻家の先生のものなのですが。私は先生の彫刻のファンでありまして😉先生が教会のマリア像など数々作られているのを知って、またまた府に落ちた訳です😊