2024/05/17 14:40

数日前、突然思い出して気になったセーターのことを書いてみます。
長いです笑 よかったら、暇つぶしに笑
私が初めてセーターを編んだのは、短大2年生のときでした。
北海道の美唄市という、冬は雪で家のドアが開かなくなったくらい雪深いところで、独り暮らしをしておりました。
同じアパートで、同じ部活の友達に教えてもらって、コツコツと冬の間ひたすら編みました。
1年生のときは、部活動が忙しすぎて(何故かサッカー部のマネージャーになってしまって笑)道内を遠征で飛び回っていたので、ほんとに、びっくりするくらい自分の時間が少なかったのです。なんで引き受けてしまったのか、本当に謎です。。。私の大学生のイメージはこれではなかった。。ジャージで過ごす時間が多かったな。
そんなこんなで、激務だった!部活動を終えた2年生後半、急に手持ち無沙汰になったような気分でした。(何故、就職活動しようと思わなかったのか、今でも不思議です!!)
なかなかにのんびりした場所だったので、近くに娯楽になるようなことはなくて、たまに札幌に一人ででかけて、古着屋さんをめぐるのが唯一の楽しみでした。
そんな冬に、前述の友達に誘われてセーターを編むことになったんだと思います。
友達にはプレゼントする相手がちゃんといて、目的のあるセーターでしたが、私はとくにプレゼントでもないのに、自分用ではなく男物サイズのセーターを編むことにしました。
町にひとつしかない小さな手芸屋さんで、チョコレート色の糸を買って、教えてもらいながら、黙々と編みました。メリヤス編みだけのとてもシンプルなものだったと思います。編むことは昔からできたけど、真っ直ぐ編むだけだったので、減らしたり、閉じたりと着れるものにするのは初めてで、とてもワクワクしました。この頃から編むことは好きだったなと、思い出しました。
無事にできあがり、さて、このセーターどうなるの?
自分で着たいとは何故か思わず
思いきって、まあまあ仲のよかった、おしゃれな男友達にちょっと着てみてもらいました。欲しいって言ったらあげようかなぁと思ったのだと思います😁
でもよくよく考えれば、手編みのセーター、なかなか欲しくはないかな笑
チクチクするのが苦手という理由で、やんわりお断りされ、戻ってきてしまったセーター。でも、編む時間が楽しかっからまあいいかと、そのままにして、卒業、帰省。
家に戻ってきて、何となく父に見せたら何も言わずもらってくれて、なんと1万円払ってくれました😊
行き場のないセーターが救われました。
優しい父だなと今なら分かります。
一度も着たところは見たことないけどね。
あのセーター、今もあるのかな。見てみたいな~😆
すごい下手くそだと思うけど笑 見てみたい!